仲間”

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ガラガラガラガラ… 馬車がこっちに向かって来るのが分かった。 「あぁ~よく寝た……」 少年は目をさました。 小さい右手をベットの手すりに起き、ベットから立ち上がる。 コンコン ドアの向こうで誰かがノックをしている。 「はいー」 ガチャ 「おい早く用意をしろよ!!!」 こいつは俺の命の恩人であり相棒だ。 名前は【ベルギア】 「先に行ってるからな」 そう言って馬車に腰かけたベルギアは先に行った。 あっ……俺の自己紹介がまだだったな。 俺の名前は【アルク・ブルース】 歳は17だ。 少し昔の話をしていいか…? 俺には【レミア・ブルース】とゆう母親がいた。 俺の母親は能力使いで、人を生き返らせる能力を持っていたんだ。 勿論俺には能力はない。 能力を持ってるのは200万人に一人って言われてるからな。 俺の母親は街のみんなに必要とされていた。 当然母の子供である俺の顔は広かった。 ある日一人の男が家に来たんだ。 大きな袋を片手に…。 「蘇生ですか…?」と母 「そうだ……」と男が言ったその時とても俺には理解できない事が起こったのだ。 母親が砂になったんだ。 俺は何も出来ないままその砂(母)を袋に入れて街中を駆け回った。 もしかしたら元通りにできる能力者がいるんじゃないかって… ……居なかった。 ただ一人の老父によると、昔に何でも元通りに戻せるとゆう能力者がいたと。 「どこにいるんですか!!!」 「それはあの山をこえた先じゃよ」 老父は東の山を指しながらそう言った。 あの山をこえた者はいない、昔からそう言われていた。 とても俺にはこえることの出来ない山だ。 「アルク君や…一つだけ方法がある」 目を大きく広げ聞き直す 「今…何て……!!!」 「一つだけあの山をこえる方法がある」 「教えてください…!」 「北に神殿があるのはしってるじゃろ?」 神殿とゆうのは勇者だけが能力を身に付けれると言われるあの神殿の事か…… 「はい…存じてます。」 「あそこで能力を身に付けてこい」 「無理ですよ。あれは勇者だけが…」 老父はニコッと笑いながらこう言った 「お主は勇者じゃよ。ワシには分かる」 「……(信じられる訳がないですよ…)」 「まぁ行ってみなさい」 「わ、分かりました…」
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