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キーンコーン
「あ、もうこんな時間?」
「予鈴だぜ？」
「予鈴は座っとくためにあるんだよ？」
「わーった。わーった。本当にマジメだな！」
響也と急いで教室へ早歩きでいった。
ー放課後
屋上行かなきゃ。
「響也ぁー、俺屋上行ってくる」
「おー、待ってる」
俺は階段を上り屋上を目指した。
屋上へでるドアの前で深呼吸をしてドアをあけると、同じ組の篠山冬花さんがいた。
ドアを開ける音で気づいたのか、篠山さんはぱっと顔を下に向けた。
「あのー、この手紙くれたのってキミ？」
彼女は下を向いてこくんとうなづいた。
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