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「おい、どーだったんだよ?」
「どーって?」
「呼び出し!告られたんだろ?」
「ちょっ…小さい声で言ってよ!
恥ずかしいから」
「まぁ、いいけど…で、どーだったの?」
ここは響也の部屋。
学校から帰ってきてすぐ響也んちに遊びにきた。
「どーも何も、そもそもあんまり知らないし、話したことないから友達からお願いしますって言ってきた」
「ふーん。はじめて告られて、フったと…」
「……。」
ざ、罪悪感…
「恋とか人それぞれだから俺は知らないけど」
「うん…でも、俺に好きな人ができたら相談にのってくれるよな?」
「それは、あたりまえだろ」
「はは…ありがと」
それから他愛ない話をしていると5時をまわっていた。
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