白い人。

5/6
前へ
/127ページ
次へ
「「ただいまー!」」 桜「おかえり!」 そんなこんなで会話してると憂たちが帰って来た。 海「お、大丈夫だったか?」 憂「えぇ。」 悠「それより、ほら!」 桜「わぁ…!」 海「おぉ…!」 悠二がたくさんのパンを机に並べた。 桜「じゃあ、食べよ!!」 「「「いただきまーす!」」」 あたしたちは他愛ない話をしながらパンを食べた。 …数分後… 桜「はぁ、ごちそうさまでした! 美味しかったなぁっ!!」 うーん、パン最高!! 憂「さてと。」 憂が突然立ち上がった。 桜「あれ? 憂どうしたの?」 憂「着替えようかなって。 今日体育ある予定がいきなり変更になったから体操服まだあるし。」 桜「あ、そっか! じゃあ、あたしも着替える!」 さすが憂! 気づくとこが違うわ…! あたしと憂はロッカーから体操服を取り出して、トイレで着替えた。 トイレから戻ってくると、なにやら海斗たちも体操服に着替えていて何かの作業をしていた。 桜「…あの、何してんの?」 悠「あぁ、保健室から布団とか借りてきたから敷いてる。」 桜「いや、保健室で寝ればよくない?」 悠「…あ、」 ぽんっと手を叩く悠二。 いや、あ、じゃねぇよ!! 今更気づいたんかいっ! あたしは心の中でツッコミをする。 海「俺も最初はそうしようと思ったんだけど、あそこベッド2つしかなくてな。 予備の布団も合わせて床に敷けば、みんなで雑魚寝できるだろ?」 憂「あ、それもそうね。」 悠「うん、そうだな!」 桜「うん、納得!」 海「んじゃ、寝るぞ?」 みんなで布団に横になった。 配置は海斗、あたし、憂、悠二の順。 なんか狭くて密着感はあって恥ずかしいけどなんとなく安心してる自分がいたりする。 憂「ちょっと、近すぎよ? 悠二。 って抱きしめるなぁっ!!///」 悠「えぇー、いいだろ? 寒いし。」 憂「よ、よくないわよっ///!」 …ハァ、イチャつき出しちゃったし… あたしはモゾっと海斗のほうに身体を向けた。 海「さ、桜?///」
/127ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加