エピローグ

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「お願…い、…生き…て。」 そして、ウィンタは、徐々に冷たくなっていった。 「ウィンタ?ねぇ、返事をしてよ…」 ムーンは、返事が無いことはわかっていた。でも、ウィンタの死を受け入れることは、すぐにはできなかった。ムーンは、自分の中の何かがパキンと壊れる音が聞いたような気がした。その時、途端に、ムーンから、自分では、どうしようもできない、禍々しい魔力が流れ出した。・・・・・・・・・・ムーンの中には、憎しみが渦巻いていた。・・・・ウィンタは、関係ないのに、自分が、弱いせいで・・力が欲しい・・・せめて、あいつらを"殺せる"力が・・・とムーンは思った。そして流れ出した魔力がムーンを包み、ムーンの意識は、深い闇にのみ込まれていった…
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