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ふと目が覚めるとバスのなかだった…
あぁ今日は修学旅行だったな
窓に目をやると外は雨だった…
ふいに隣から声がした
同じクラスの酒井(さかい)だった
酒井「やっと起きたか、30分近く寝てたぞ」
そんなに寝てたのか…
するとまえから声がした
近江谷(おうみや)だ
近江谷はクラスのムードメーカーだ
近江谷「お前っていつも寝てるよな、よくそんなに寝れるな」
おれ「なんか眠いんだよ、それに昨日あんまり寝てなかったし」
酒井「だからお前いつも寝てるのか」
そんな話しをしながら笑ってた
その時だった…
ドーーーーーン!!!!
激しい音がしたそれとともにバスが激しく揺れた
するとバスのなかがざわつきだした
運転席のほうから声がした
担任の金井(かない)だ
金井「みんな静かに」
その一言でバスのなかが静かになった…
一体、なにがあったんだ?
そんなことを考えていたらまえのほうにいた委員長の神野(かみの)が金井にいった
神野「先生、なにがあったんですか?」
金井「山で土砂崩れが起きて道が塞がれたみたいなんだ、救助を呼んだんだがいつこっちに到着するかわかんないんだ、それで近くに村があるらしいんだ、そこに少しの間泊めてもらおうとおもう」
するとまたバスがざわつきだした
金井「いまから移動するが外は雨だ、傘を準備して準備ができたものから外にくるように」
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