ジョアン→リザ編

3/53
前へ
/174ページ
次へ
ある日、俺は衝撃を受ける出来事にでくわした。 リザ先生は女性でありながら剣の腕が凄いという話を聞いた。 そして何と、今まで男しか入れなかった護衛隊に入隊する試験を受けるというのだ。 法律が改正されれば女性でも入隊できるようで、王様がそれを推進させたいようだが法務大臣が法改正を渋っているようで、護衛隊員のレイノルドさんと試合をしてリザ先生の剣の腕を見て、大臣がそれに同意するか決めるらしい。 俺は華奢なリザ先生の実力が分からず、どんな試合になるのかと目が釘付けだった。周りにいて試合を見守っていた他の大人達も、皆同じ気持ちだったと思う。
/174ページ

最初のコメントを投稿しよう!

32人が本棚に入れています
本棚に追加