銀さんと十四郎くん

先生との距離

『国語準備室』
へー…此処が先生がいつも使ってる部屋なんだ……
「どーぞ。ちっと散らかってるけどね。」
「はい。失礼します…………」
え??先生何の冗談??ちっと所じゃなくね!?散らかり過ぎだろ!!
机の上とか物置……本当に此処で仕事してんのか???ジャンプとか散乱してるし……
「多串くんどーしたの??座ったら??」
「えｯ!!あ、はい。」
あ、多串じゃねぇってツッコミ入れるの忘れた。
「なんか飲むー??っと言ってもイチゴ牛乳かコーヒーしかないけど…」
「先生本当甘い物好きですね。コーヒーでお願いします。」
「大好きだよー。コーヒーね。分かった。ちょっと待っててね。」
「はい。」

「どーぞ。」
「ありがとうございます。」
ｺﾞｸｯ…
ブーーーｯｯ
「ちょっ!?多串くん何してんの!?!?」
「甘ｯ!!!!甘過ぎるでしょ!!!どんだけ
砂糖入れてるんですか!?!?」
「え??5個だけど???」
「は??……って入れ過ぎでしょーー!!!!」
「普通だよ。ふ･つ･う。」
「いやｯ、異常ですから……」
「なら、土方君ゎ何個入れてるの???」
「1個も入れませんけど……」
「それこそ異常でしょ!?よくそんな苦いの飲めるよね!!!」
「普通ですよ。ふ･つ･う。」
「大人だね。」
「先生が子供過ぎるだけですよ。」
「ｱﾊﾊﾊﾊ。多串君酷いなぁ。」
「多串じゃありませんから。」