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砂浜で、夕陽に照らせれて、海見ながら泣き笑いしてる男子高校生2人。周りから見たら、どうなってるんや? 「俺らさ、めっちゃアホみたいちゃう?」 ぐすっと、鼻をすすって言う佐々木。 「ほんまにな。でも、これって青春ちゃう?」 本音ぶちまけて、わけもわからず、泣いて、笑って。ただのアホやけど、今しか出来へんから青春や。 「ぶはっ!くっさいなぁ修平」 「あっ!!俺の名言を笑うな!!」 「はははっ、いや!でも、間違いないな。俺ら青春の真っ只中や」 佐々木はぐいっと制服の袖で涙を拭って、俺の肩をガシッと抱いた。 思わず、ドキッとして、佐々木の顔を見る。 いや、ちっか!!! 「え!?なに!?」 佐々木の顔に、涙はなく、笑顔。 な、なんで、いま佐々木に肩組まれてる?そ、そういうの、体育会系ではよくありそうやけどさ、友情の、スキンシップ? お、俺としては、、なんというか、微妙や。 「ありがとう、修平」 佐々木は、俺を見て、飛びっきりの笑顔でそう言った。 その笑顔が、あまりにも輝いてて、眩しくて…俺は、もしかしたらこの笑顔のためなら、なんでも出来るかもしれへんって、そんなアホみたいなことを真剣に思った。 .
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