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この部屋は
僕の部屋であり
僕の部屋ではない
何処に何があるのかも
思い出せず
生活は必要最低限
今日は状況が違った
『彼』
彼は僕を知っている
そんな気がしてならない
意思に反して
鼓動が速まる
探すのはアルバム
『僕に関して』
『彼に関して』
ふと
記憶よりも
彼との繋がりを求めるてる事に気づく
そして思い出す
何度か病院に来てくれていたことを
一枚ひらりと
足元を滑る
僕と彼が
笑う写真
[記憶手繰る日 -空間-]
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