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俺は
今日もいつものところへ
君の隣に座るために
空を仰ぎ見
遠くをみてる
君の空気を感じるために
今日は生憎
天気が良くない
…良くないなんてもんじゃない
雨だ
ぬれたベンチに腰を下ろす
ヒヤリと染み込む違和感を
無視して
来ないと知りつつ
君を待つ
まだ
一言も
言葉を
交わしはしていない
ただ
座るだけ
君の隣にいたいだけ
降り注ぐ雨は
容赦なく
俺の全身を染めていく
冷えてく身体の内側は
熱く燃えゆく炎のように
来ないと知りつつ
君を待つ
雨を降らせる
空を見上げ
流れた涙を
うまく隠す
雨の日は
君に逢えない
[君がいない日 -空間-]
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