プロローグ

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朝起きてみんなは、まず何をする? 顔を洗ったりご飯食べたり、着替えたり人それぞれだと思う。 でも、俺は違う。 『ピピピ、ピピピ』 朝6時、部屋に目覚ましがひびく、 ?「う~ん」 それに答えるようにベッドから手だけを出して ?「もう朝か。ふぁ~…、寝みー」 そう、ぼやきながら目覚ましを止める。 そして、ベッドのそばの机においている、眼鏡をかけ。 ベッドから起き上がり 両腕を上に体をのばす。 ここまではよくある朝の行動だ。 だけど、ここから少し他人と違うのがこの俺、 音宝 緑人(ネホウ ロクト)の朝だ。 緑人「さーて、それでは朝の一発やりましょうかね」 そういって、あるものをつかむ。そう俺の相棒を… そして、色々な準備をして 『ギュイーン!』 いっきにかき鳴らす! そう、俺の相棒とはエレキギターである機種は、テレキャスター。 誰だ、下ネタ的なの考えてたのは。 『ジャジャ、ジャーンギャギャ』 俺は、狂ったようにギターを弾きまくる。 そして、一時間後。 緑人「ふ~。やっぱ、朝ギターは気持ちいいな!」 そう、いいながら目を隠すほどの長さの髪をかき分け額の汗をぬぐう 朝にギターをひくこれが俺 の朝の習慣だ。 これを、6歳の時から続けている そこの君!今、 「朝からギターひいていいとおもってんの!?近所迷惑なのよ!!」 とか思っただろう。 大丈夫ですよ。 えっ、なぜって? 実は俺の部屋は地下にあって、しかも壁や天井は防音素材で、できているからご近所さんには聞こえないのだ。 なぜ、そんな部屋かって言うのはのちほど ギターをおろしスタンドに立て掛ける。 そんなことしていると 『コンコン』 ドアをノックする音が たぶん、母さんだろう。 別に、拒否する理由がないので 「どうぞ」 と、入室を許可する ガチャッ ドアが開いたその先には、我が母、寝宝薫(ネホウカオル)エプロン姿で立っていた。 薫「ごはんできたわよ。冷めないうちにたべなさい」
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