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*基本的には高中目線で行きます*
中学が終わった
高校が始まる
そんな漠然とした意識しかなかった俺
でも いざ高校の入学式 それは突然出会った
==運命だった==
漆黒の少し巻いた髪に 整った顔立ちに吊り上がった目元と長い睫毛
すらりと背は高いのに細く 色は少し焼けている褐色
まさに一瞬だった
心を奪われた
美しい桜との共演…
同じ人間とは思えない程に美しい…
高「綺麗だ…」
気がつけば 俺は見惚れて呟いていた
林「…!同じクラスか? 俺は林間 幹助 よろしくな」
高「え!あ、あぁ! 俺は高中 亮 よろしく」
驚いた…この世にはこんな綺麗な男もいるのか…
林「…? 何だよ、人の顔ジロジロみて…」
高「あ!いや!; あ、桜…すきなの?」
林「いや、そう言うわけじゃない…」
そう言うと また 彼は桜を見上げた
俺はこの時確信した
嗚呼
高「(惚れたな…俺)」
林「じゃあまたな」
そう言って彼は帰っていった
そう これが 俺と君の出会いだったんだ…
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