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林間の過去
*林間視点*
最近 高中の様子が変だ 特にあの事があってから…
言い方をきつくしすぎただろうか…いや そんな事は無い…筈だ
高中にされた時…本当に…本当に怖かった…まだあの時゙みたいになるんじゃないかと…
思い出したくない…あの記憶…
##2年前##
俺の中学はミッション形式でクリアしていくシステムの学習だった
その中でも俺は他が言うには頭一つ抜きん出ていたらしい
なので俺は3年生の課題を与えられていた
更に その課題でさえやってのけたので 学園内で少々噂になってしまっていた
そんなある日
俺は先輩逹に体育倉庫へ呼び出された
先輩1「お前があの有名な2年生かぁ?」
柄の悪い3年生が2、3人いた
先輩2「噂通りの奴だな」
先輩3「ああ、確かに、生意気そうな面だ」
男共3人がニヤニヤと気色の悪い笑いを浮かべ こちらをみていた
林「すみませんが、ご用件が無いのであれば 失礼してよろしいでしょうか?」
明らかに不愉快そうに言ってやった
すると男逹は
先輩1「ぁあ?んだとクソガキィ!」(ドンッ
*押し倒された
林「った…!?」
先輩2「ちょっと頭良いからって調子こいてんなよオイ!」
林「(またこの事か…)」
頭が良いからと言って 貰う物が称賛だけとは限らないむしろ妬み等の方が多く よくその事で恨まれていた
呼び出しはさすがに初めてだったが この事で罵倒されるのは日常茶飯事だった
だが
先輩3「おい、誰か来てもまずい、早く犯っちまおう」
林「…っ!?」
わかっているのかこいつらは、俺は男なんだぞ!?
先輩1「ああ、そうだな、さっさと終わらせちまおう」
気色の悪い笑みをよりいっそう歪めた男逹、嫌な予感に全身に寒気がした
林「っ…!!」(ばっ
*逃げようとする
先輩2「逃がすかよっ…!」(ダンッ
林「っか…は! ぐ…っ」(ぐぐっ
*押し返そうとする
先輩1「ははっ!それじゃ無理無理!」
その後…俺は逃げられずそのまま…
林「ぅ…」
思い出しただけで吐きそうだ…
今回の高中の事も そんな事はしないとわかっていたけれど…
やはり恐怖には勝てなかった…
あの体格の良い高中だ 組み敷かれればひと溜まりもないだろう
あの時のように…
ただ 高中にそんな非はない…
やはり きちんと謝ろう…
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