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今はただ、カレンのそばいればそれでもいいとか、思ってた。
でも一緒いて、その時間を過ごす…
僕はカレンの事を独り占めしたくて堪らなくなる時が、ある。
秋口に、僕は彼女を丘で散歩デートに、つれて茂みのなかで抱き締めた。
大好きだよっていいたくて
けど言えなくて、
言えたのは…いえなくて苦しいって
事だけだった。
カレンは優しく抱き返し頭をポンポンと軽く叩くなでかたをして、暖かな笑顔で「ゆっくりでいいよ、ゆっくりとでいいよ、言いたいことゆっくり聞くから。」とそっと優しくささやいた。
俺は他の友達にない、温かさに何故か泣けた。
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