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ある掃除していた時、彼女と何気ない話をしてた。
ただ、それだけで、前を通りすがったクラスの子が僕らに「はよ、こくれー」と笑いながら叫んでた。
彼女はうるさいとボソッと言う
はそのときうっすらと涙目だった。
それを見て僕はパニックに…でも僕がアワアワとパニックに陥ってたら、カレンは、どうしたらいいかわからなくなるよね。泣いてるカレンそして僕、とにかく落ち着け。
「あんなことしなきゃ良かった。
あれから自分はみんなに嫌われたくなくて自分を演じてなきゃならない、疲れたよ、さみしいよー。」とこぼした。
カレンねになんて、言えばいい?わからねぇ…
「気にしないで、カレンは笑顔でいて
。大丈夫だよ、大丈夫だよカレン、
つらかったらそばいるから。ほら大丈夫」
そう言ってカレンの頭撫でた、
こうして、一緒居れる時、彼女は正直で素直な女の子になる。
カレンは小樽に絶対に見せない顔だ。
抱き締めたいけど、彼女は人が多いところで抱き締められるのいやがるため、やらない。
カレンは静かに頷いた。
「ソラ…友達として、大好きだよ。一番側に居てほっとする。」彼女は僕をまっすぐ見つめ言う、抱き締めてやりたいのをぐっと我慢してカレンと掃除を済ませた。
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