11人が本棚に入れています
本棚に追加
もし、もしだよ?会えなくなるなら、ソラはなにがしたい?何かしてほしい事ない?
彼女が呟くようにそっと今までにない位柔らかな優しい笑顔をみせ、言う。
僕は彼女の言う事を一瞬で、理解することできなかった。
笑顔の裏に隠した何かは見えないまま、
桜の一番よく見える秘密の場所まで手を引いた。
獣道を行き急な坂を上り、少し開けた場所に石標みたいのが建っているのを
少なくともツーリストやクラスメイトたちは 知らない、人も来ない奥まった場所
何で悲しい事を聞くの?
「父は転勤事の多い職場だから、いつ引っ越すしそうなるかわからない。だから、私は合うことができるうちにソラにできる事をなるべくやっておきたい。」
「…約束をして、僕はカレンが大好きだよ、もしカレンが会えなくなるのなら、
時間どれぐらいかかろうが僕はカレンを捜し、会いに行く。だから、いつそうなるかとか、考えなくてもいいよ。わかっている事だよ、離ればなれなる可能性あるのは。」
最初のコメントを投稿しよう!