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サバイバルが終わった翌日
俺とルナはカヤに呼ばれてキングオブブラッドに来ている
サバイバルが1日で終わってしまったので学園は少しの間休みになっている
「何だろうね、私たち2人に用事って」
「おおかた、面倒な依頼を俺達に押しつけるんだろうよ」
「ごめいと~う」
「「うわっ」」
急に後ろから声をかけられ驚く
振り向くとそこにはこのギルドのマスターであるカヤ・スポットクリスタルが立っていた
「驚かすなよな、カヤ」
「悪かったわね~、まあ早速だけど本題に入らせてもらうわ」
「今日、あなた達2人を呼んだのはこれをやってきて欲しいからなの」
そう言ってカヤはポケットから一枚の紙を取り出して俺に渡す
俺はその紙を開いて内容を確認する
「邪神………」
俺の隣で紙を覗いていたルナが呟く
「そう、近頃邪神を復活させようとしてる連中がいてね、そいつらの捕縛と邪神を封印してある場所の調査をして欲しいの」
「まあ、それくらいなら大丈夫だ」
「私も」
「じゃあ、よろしく頼むわね邪神が封印してある所はクエルゼン山脈よ、ただ詳しい場所まではわからないわ」
「そうか、わかった」
俺はルナと一緒にクエルゼン山脈まで転移した
◇◆◇◆
「ユウリと一緒にやるのって久しぶりだね」
「そうだな、学園で忙しかったからな」
クエルゼン山脈に来たまではいいがなかなか目標が見つからずに今は魔物を討伐しながら探している
「にしても、全然見つからないね~」
「全くだ、本当に有るのかどうか怪しくなってきたぜ」
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