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「止まれ!ここから先は一般人は立ち入り禁止だぞ」
施設に向かおうとしたら見張りの兵がやってきて俺達を止める
『あは!この兵隊魔族だ~コスプレかな~?オモシロ~イ』
また俺の頭の中で声がする
それよりこいつ魔族なのか?
ばれないように魔力探知を発動して目の前にいる魔族の魔力を調べる
魔力が人間のものじゃないな…本当に魔族だ
こんな所まで来てたのか、いやそれよりさっきの声は何だったんだ?俺にしか聞こえてないみたいだし
まあ、いいやとりあえず相手が魔族なら邪神の事は伏せておいた方がいいだろう
「はい、これギルドカード」
ルナがギルドカードを見張りの兵に提示する
「これは失礼しました、ですがSSSランクの方が何の用でこんな辺境に?」
ルナがギルドカードを見せると一変して丁寧になる兵
「少し、魔族による侵略の砦ですからね防衛の方は大丈夫かと調査のを頼まれましてね」
俺がルナの前に出て説明をする
ルナがどうして?的な視線を向けてくるので念話で事情を説明すると納得したようで俺に話を合わせてくれる
「ですから、少しの間滞在の許可をお願いします」
「わかりました、わざわざご足労いただき恐縮ですでは施設まで案内致します」
ルナがそういうと兵は俺達の先頭を歩き始めた
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