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「邪魔するなら死んじゃえ」
邪神は黒いオーラのようなものを纏い俺に接近する
「ライトランス×3000」
大量の光の槍を邪神の上空から襲わせる
「無駄だよ」
ライトランスは黒いオーラにふれた瞬間にはじけて消えてしまった
そのまま邪神はわき目もふらずに俺に突進する
「ちっ」
あの能力は危険だと判断して魔武器で防ごうとする
「だからぁ無駄だってば」
俺の魔武器も黒いオーラに当たった瞬間にコントロールを失い消え去る
「だったらぁ」
胡蝶之夢を伸ばして邪神を貫く
「何をしても僕には届かないの」
胡蝶之夢はオーラに当たったがそれ以上は伸びない
「僕のこの能力は闇以外の魔力の完全遮断に僕以下の闇の魔力の完全遮断」
俺の能力はすべて光属性の魔力………イメージメーカーで新しく創ろうにも魔力を消費して創るので光属性になってしまう
邪神が俺に肉薄し次々と拳を突き出す
「ちっ」
それを俺は間一髪で避け続ける
「ほらほらほら、もっと楽しませてよお姉さん」
厄介だ………というよりこれは詰んでるな
「ぐっ!」
邪神の拳が俺の脇腹にささり数十メートルほど飛ばされる
胡蝶之夢を地面に刺して片膝を地面につく
「ユウリ!」
ルナがこちらに駆け寄っているので右手を突き出して立ち上がり大丈夫だということをアピールする
とはいえこの状況を打破するのは俺には出来そうもない
『苦戦してるようだね~僕が変わってあげるよ』
あれこれ考えていると不意に頭の中であの声がして意識が重くなる
最後に俺の髪が白から黒いへ変わっていくのを見て意識をてばなした
ユウリsideend
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