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表ユウリside
あいつに体の支配権を渡してからの事はあいつを通してすべて見てきた
『あいつっていうのやめてよ~』
「つっても裏ユウリってよぶのやだし」
『え~じゃあなんでもいいから名前付けてよ~』
と言われてもな闇属性だからヤミでいいや
「じゃあ、お前の事はヤミって呼ぶぞ」
『おっけ~い、僕はヤミちゃんね~改めてよろしくぅ~』
「ハイハイよろしくなヤミちゃん」
「ユウリ…………いろいろと聞きたいことがあるんだけど」
空気になっていたルナが俺の所まできてそういう
「ああ、好きな食べ物からスリーサイズまでなんでも聞くと良い答えられる範囲なら答えるぜ」
「じゃあ、スリーサじゃなくて、さっきの黒髪のユウリは何?」
今、スリーサイズ聞こうとしたよな?絶対に
「俺のもう一つの人格だ、俺もさっき知ったあと髪の色が変わるのは何でか知らない」
まあ声が聞こえ始めた頃からうすうす気付いてはいたんだがな
「じゃあ、あの魔法はなんだったの?光と闇の合成魔法に見えたけど」
「実際その通りだ混沌魔法っていって本来交わることのない属性を合成させることで普通の合成魔法の数倍の威力が出せる」
「でも、なんでそんなことが出来たの?」
「俺が光でもう一つの人格………まあヤミって名前なんだがそいつが闇属性だから、さっきのは俺がヤミに力を貸して光と闇属性の両方を使えるようにしたから出来たことだ……逆に俺がヤミから力をかりてやることも可能だ、こんな風にな」
俺はライトボールとダークボールを両手にそれぞれ作り出してそれらを合成させて白黒入り混じるカオスボールを作ってみせる
「………凄い」
「まあ、普通はこんな芸当出来ないからな」
さて、ルナへの説明も終わったことだし邪神をどうしようかな
「とりあえずヒールからのダークバインド」
傷を回復させてバインドの闇バージョンで拘束する
普通のバインドじゃ破壊されるからな
「ほら、とっとと起きろよ」
邪神の肩を揺さぶり目を覚まさせる
「うう」
ようやく起きたか
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