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「ちっ.........魔族が何の用だ」
「んだよ、ばれてたのかじゃあならこの姿のままでも意味ねえな」
魔族は指をパチンとならして人の姿から魔族の姿へと戻っていく
他の魔族も同様に姿を変える
背中から翼が生えて耳と爪が伸び皮膚の色も黒くなっていく
頭から金色の角が生えて犬歯が鋭くなった
「ふ~う、やっと羽がのばせるぜぇあーしんどかった」
そうやって首や腰ををゴキゴキとならす
「その魔力量……ただの魔族じゃないな」
「まあな」
「出来ればこのまま帰して欲しいんだが?」
「それは出来ねえな、こうなった以上はお前らを殺さなきゃなんねえ」
相手は十数人でこちらはルル含めて3人かしかも相手の魔族は弱い奴でもSランク以上そして、一番強そうなあいつは俺しか相手が出来ねえ程の実力者間違いなくルルやルシーよりも強いな
「そうかい………ルナ、フェンを呼んでおけ真ん中の奴は俺が相手するがそれ以外の奴らは構ってる暇ねえから頼んだ」
「わかった………来て、フェン」
ルナの前に魔法陣が表れてそこから銀色の巨大な狼が出てくる
「事情は大体理解出来ている、力を貸そう我が主」
俺もルシーを呼んどくか
「来い、ルシー」
俺の前に魔法陣を展開させる
「ランランルー」
魔法陣から……………黄色い教祖様のコスプレをしたルシーが登場する
「毎回キャラ変えるのやめろ」
「ドナルドはね、嬉しくなっちゃうとついやっちゃうんだ」
話がかみ合わねえ
「手短に説明するぞ、魔族倒す、真ん中、俺がやる、以上だ」
「ランランルー」
「そろそろいいか?」
真ん中の奴が聞いてくる
「ああ、わざわざ待ってくれるなんて親切だな」
「いや、俺はあんたと1対1でやりたかっただけだ」
「そりゃ好都合……だが場所はかえさせてもらうぜ」
「構わない、俺も部下が巻き添えを喰らうのはごめんだ……お前ら!後は好きにしろ」
「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」」」」」
「行くよ!みんな」
「おっけーい」
「了解した、主」
「ランランルー」
魔族達とルナ達の戦闘が開始される
「さて……移動させてもらうぜ転移」
魔族の肩をつかみ転移を発動させる
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