即興小説で逝こう←

中二病？（ぼくのなつやすみ）

うん、良く寝た。

いつもの様にネトゲしてからシャワー浴びて程よくエアコンの効いた部屋でベッドに倒れこんでから、気が付いたらもうお昼近かった。

今日から夏休みだよなー。
学校も休みだし、バイトは夕方からだし、宿題なんて夏休みの初日に心配することじゃない。

もう一狩りするか、とほぼゲーム機状態のPCの電源を入れて立ち上げる。
夏休みと言う事も有ってオンライン中のハンターが一杯居るし、少し難しいモンスターでも狩ってみようかと言う気になってくる。

チーム募集の掲示板の中に丁度良さそうな物を見つけて応募してみる。

「よろしくお願いします」

WISを飛ばしたら直ぐに返事が来た。

「こちらこそ、よろしく」

僕が最後の一人だったらしい。
直ぐにチームが組まれて狩り場に向う事になった。

今日は引きが良かったらしい。
レアモンスターが出現して経験値も美味しかったし、僕自身のキャラは装備出来ない結構なレア装備品をドロップしてくれたので懐もウハウハになりそうだった。

「じゃ、バイト有るんで落ちます」

名残惜しかったけれど僕はそう言ってチームを抜けた。