~落ちた先には~

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僕は布団の中にいた それはまぁ普通だろう 足の痛みがあまりないのは、麻酔を射ったからだと思うだが、ここは何処なんだ? 病院にしては静かすぎるし、この部屋には点滴や患者を隠すカーテンがなかった それに部屋は木製で、患者の見舞いが座る椅子がなかった 改めて僕の寝ている所を確認すると、畳の上だった 混乱する頭の中で、最優先だと思った事を彼女に伝えた 宏樹「君が助けてくれたの?……ありがとう。助かったよ」 ???「気にしなくていいわよ。…私はアリス。アリス・マーガトロイドよ。貴方は?」 宏樹「木野森 宏樹って言うんだけど…ここはどこ?」 アリス「ここは永遠亭。病院よ。それより体は大丈夫?」 宏樹「え、えぇ…」 僕は体を起こそうとした。 体が重く感じた。 野球をしていて体はむしろ鍛えられているはずなのに、自分の体じゃないみたいだ それに、目の前がクラクラする
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