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朝食の支度をしていると外から声が聞こえてきた。
「おーい、開けてくれ~」
「お腹空いた~開けろ~」と言った友人たちの声を聞き、急いでドアを開けた。
「(ガラガラ)いつも思うんだけどどうして家に食いにくる」そういいつつも開ける俺、もしかして甘すぎか俺。
「大丈夫、全然甘くないよ」
「人の心を読むな!っじゃなくて、どうして家に食いにくる」と、こんなやり取りをしている一人 高崎優也はもう一人の友人、高坂美香に目を配った。
「そこにご飯があるからだ!!(ドヤッ)」
「 理由になってないだろ!あとその顔やめろまじでムカツク!!」そう言いつつ勝手に上がって行く友人二人。あれ、これって犯罪じゃね?・・・いや、言うのはやめておこう。いろいろ面倒臭いし。
そんなこんなで朝食後、俺は学校に行く準備を始め出した。ちなみに俺は今日から高校二年だ。え、誰に説明してるかって?読者の皆様だ!!・・・何だか悲しくなってきた。やめて、可哀想な目で俺を見ないで!!
「・・・何にしてんの流夜?」
「ヤメロー!!!そんな目で、そんな目で俺を見るなーーーー!!!」その日の朝は、そんな風に始まった。
この時俺は、まだ何も知らなかった。もし、もしここで学校を休んでたら未来が変わっていたのかもしれないと後悔する事になった・・・
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