プロローグ

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「転校生が、是非ともウチに入部したいそうよん♪」 副部長・(かえで) 千秋(ちあき)がニヤリ…と不気味な笑いを浮かべる。 この笑いは…危険信号だッッ!! 「はぁ!?…そんな話、聞いてねぇよ…!!」 俺、結城(ゆうき) 冬哉(とうや)は軽音部・部長だ。 しかし……。 「あ・その子今日、うちに挨拶に来るから」 「なっ!?お前いつの間に―――!?」 千秋と俺は、いつもこんな感じだ。 「…まぁまぁ、落ち着いて聞きなさいって!! イマドキらしからぬ、超・清純派女子だから☆」 それを聞いた俺は―――。 「…何で泣いてんの?」 「…嬉し泣き。(涙)」 「はぁ…?あっ…来た来た。こっちよ!!」 「……ドキッ!?////」 その女の子とは―――?
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