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太陽が沈みまた少し肌寒さが戻ってきた 暗い道を歩く男性はしきりに赤黒い小さな正方形を気にしている 転がしたり、握ってみたり、つついたり いまだに徹にはそれがなんなのかわからなかった ただ、ものすごく好奇心をかき立てられるのだ ひとまず、家に帰ってからにしよう そう思っても手から四角が離せない ついに徹はその場に座り込み資格に没頭し始めてしまった
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