後書き

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後書き

「薔薇夫人」を読んで下さった皆様、はじめまして。著者です。  この作品は、何気なく描いた一枚のイラストから生まれました。もともとオリキャラとして黒雪と白雪がいまして、最近しょっちゅう描いていた巻き髪の女の子を母という設定にしたことから、この作品のイメージがわき、こうして短編小説としてまとめた次第であります。  小説は「薔薇夫人」の夫である葛城伯爵の回想として語られますが、薔薇夫人のハーフ設定をうまく活かせなかったな~と反省しております。  葛城伯爵は口下手で上手く思いを伝えられない古き日本男性のイメージです。実はイケメンという裏設定。  薔薇夫人が精神を病む理由をもっと掘り下げて書きたかったのですが、自分で「20ページまで 絶対短編にする」と目標を決めていた為に、なかなかうまく全てを表現出来ませんでした。  薔薇夫人の本名を明らかにしなかったのは、ミステリアスな雰囲気にしたかったからです。  著者の中で、彼女の本名は決まっていますが、秘密。  時間があれば、薔薇夫人目線から見た葛城伯爵という小説を書きたいです。ちなみに葛城伯爵は黒薔薇が好き。「黒薔薇伯爵」なんてねw  大正、薔薇、美女っていうのは完全に著者の趣味です☆  長くなりましたが、この作品を読んでくださった皆様に感謝をこめて…。     4月某日 雪尾
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