始まりの夢

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『ちょっと待っておれ…』 神(自称)は目を閉じると集中し始めた やっぱりこいつは本物なのかもしれない。 恐らく地球の神と念話かなにかで連絡を取っているのだろう… 『あれ?携帯どこやったんじゃっけ』 「携帯!?念話で話してたんじゃねぇのかよ!?」 『そうじゃった、ここにしまったんじゃった』 そう言うと神(自称)は右手をおもむろに横へ伸ばす 真っ白な空間が歪み中から携帯が現れる 「何それ!?えらいファンタジーな感じなとこから現実的なもん出てきたけど!」 『え?念話なんて古い古い。今は携帯じゃよ』 そう言うと、神(自称)は携帯を開き耳に当てる 「しかも、ガラケー!?」 もういい、放っておこう。ツッコミどころがありすぎる。
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