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『では、ヌシの地球に帰るが良い。後ろの扉からの』
そう言われ後ろを振り向くと今までなかった木製の扉がそこにはあった。
「この扉をくぐれば地球に帰れんだな?」
『そうじゃ。さぁ、待ち人もおるし明日も仕事なんじゃろう?早く帰ったら良い』
「あぁ、そうするよ。短い間だったけどじゃあな。」
『それじゃあの』
神(自称)に別れを告げ扉に手をかける。
『頑張るのじゃぞ』
扉に手をかけた瞬間神(自称)がそう声をかけてきた。
頑張るって何をだ?仕事をか?
「あぁ、頑張って料理人になるさ」
扉を開くと眩い光が全身を包み意識が遠のいていく。
『これが、本当の神のイタズラというやつじゃの』
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