始まりの夢

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白い 真っ白い ただただ白い 地面なのか、空なのかもわからなくなってしまいそうな 見渡す限りが真っ白な空間に目が覚めると俺はいた。 どこなのだろうか? 確か俺は仕事が終わって家に帰り、飯食って風呂入ってベッドで寝たはずなんだが… まだ俺は夢の中なのか? 試しに自分の頬をつねってみる 「っっつ!」 あまりに強くつねってしまったので思わず声が漏れてしまう。 その声は真っ白な空間に吸い込まれて消えてしまった。
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