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「ん?この状況理解不能なんですが…」
俺…鳳城義人は、起きたら何故か草原にいた。
うん、この表現であってはずだ。
俺が生まれ育ったのは間違いなく日本だ。
だけどこんな場所は日本には無いはず…多分。
とりあえず歩いてみるか。
歩くこと三十分…多分ね。
だいぶ歩いたはずなのに周りの風景は変わらず草原…
俺は前後左右見渡して見る…。
一回転したら、さっきまで何も無かったはずの正面に一本の木が立っていて、その下に白のワンピースを着た少女が体育座りで、頭を伏せていた。
「誰でしょうか…」
現在立ち位置から木まで五mぐらい。
そこまで歩いて、話しかけた。
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