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俺…鳳城義人は、鳳城財閥の長男で跡取りだ。
妹が一人、弟が一人の三人兄弟。
自意識過剰ではないが、成績優秀、才色兼備と周りから言われていた。
容姿はちょっとロン毛で何故か女が寄ってくる…女は正直苦手。
そんな俺を尊敬の眼差しで見る妹、跡取りって事で敵対した目で見る弟。
正直勉強もやりたくないし、護身術とか修行とかもやりたくなかった。
別に家なんて継ぐ気なんてないし、どうせなら継ぐ気のある弟に継がせたい。
寝る時間も割いて勉強、鍛錬尽くしで、平均睡眠時間なんて五時間にも満たない。
たった十六のガキにここまで詰め込むかって程。
とある日父上が休みをくれた。大体理解してる。休みをくれた翌日からは色々な道場を周って、道場内で一番強い人と戦わされる…いわゆる道場破りってやつだ。
昔から厳しくされてた俺は自然と誰に対しても敬語になり、人と関わるのが面倒になり、心を閉ざした。
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