一夜 麗華

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真っ赤な胸元の空いたドレスを 着ているにも関わらず 神秘的な何かを思わせる女。 まるで汚れを知らないような少女にも見えてしまうような そんな女から1人の男は目が 離せなくなった。 酒を飲んでいた手は止まり ただ ただひたすら女を見つめていた。 すれ違って歩いて行く人々も 女を一目見ると食い入るように 見つめだした。 そんな中彼女は男を ジッと見つめていた。 その酒を飲んでいた男だ。
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