#03

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腹を抱えてバカ笑いするライルに戸惑いを見せるなのは、その光景を遠くから見守っていたフェイトも ライルの言動に冷や汗を流していた。 なのは「ら、ライル教官」 ライル「わ、悪い悪い。少しふざけ過ぎた、まぁ最初が肝心だからな、肩の力抜けたろ」 なのは「は、はい……」 ライル「呼び方はフェイトと一緒で気軽に呼んでくれ」 なのは「はい、ライルさん」 力強く返事するなのはに、ライルは少し安心したように口元を緩ませる。 落ち着きを取り戻した訓練場。隣から聞こえてくる陸士隊の訓練生の声が聞こえる中で ライルとなのはの訓練が始まった。 ライル「それじゃ真面目に始めるか」 なのは「はい」 ライル「まずは基本魔法防御から、魔法防御が四種類あるのは知ってるな?」 なのは「はい。バリア、シールド、フィールド、物理装甲ですね」 ライル「あぁ、その内素材強度による物理装甲を外した三種類。なのははその中のフィールドにブレがある、魔力を高めてフィールドを形成してみろ」 なのは「はい!」 ライルに言われ、なのはは魔力を体に纏わせる。 しかし、次第にその表情が曇りだした。 ライル「上手く魔力を発生形成させないと、大量の魔力を体に纏わせて負担にさせている。万全の状態なら気付かないだろうけどな」 なのは「は、はい。こ、こんなに体に負担をかけてたなんて」 ライル「まぁ、なのはは魔力の使い方を攻撃、防御、移動に重視させてたからな。フェイトとは基礎が違う」
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