第一章
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そう呟く旭はいつもの可愛い男の子の顔ではなく男の顔に見えた。 「…なんで?」 妙な…言葉にできない確信があたしの顔色を女にしたらしい。 急に旭の顔が見えなくなった。 …違う。 近すぎてわからないんだ。 それに…唇が触れて自然と目を閉じたから… 子供の口づけ…… 何かが心の底で何かを呟いた。 勝手に…自然に体が動く。 自然に舌が絡まり合い… 深い口づけをしていた。
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