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『誰…?』
真の横で気持ち良さそうに寝ている、赤髪の男の子。
見たことあるような、無いような…
確か……
『…あぁっ!』
6走目に走ってた男の子だ!
でも、なんでココに……?
「…千晃?…目、覚ましたのっ!?」
あたしの疑問は、ここで途切れた。
『実彩子…』
「きゃーっ!千晃ぃーっ!」
そう叫ぶと実彩子はあたしに突進。笑
いや、抱きついた。
『実彩子?ちょっ…』
「あ、ごめん。まだ痛いよね?…ってゆーか千晃!あんだけ心配……」
「お前、何やってんねん!!」
『へ?』
いきなりの怒鳴り声に、実彩子も言葉に詰まってしまった。
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