時を越えた出会い

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「おぉ…これがくるま。輿よりも広く揺れにくい、まるで馬で駆けているような速さとは…」 「気に入りましたか?」 「うむ、気にいったぞ!!」 あぁ、これ絶対に瞳を輝せながら言ってるよね。喜んでいる様子物凄く見たい…!! だけど、よそ見運転になる!! 石田様を殺しかねない…うん、諦めよう しばらく運転を続け、ようやく我が家に着いた。 「石田様、着きましたよ~」 「…うっ、気持ち悪い」 そういう石田様の顔を真っ青でどうやら車酔いしてしまったようだ 「だだだ、大丈夫ですか?水飲みますか?横になりますか?とりあえず家に入りましょう!」
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