1・幼馴染

3/28
前へ
/28ページ
次へ
壁に掛けられた時計に視線を移すと時刻は七時を少し過ぎたところだった。 「ほら、ユウト。さっさと着替えろよ。学校遅刻すんぞ?」 「え? あぁ……うん」 お前は僕のお母さんか! と、そうツッコミたいところだが別に悪い気はしないのでそのまま着替える事にする。 僕はベッドから起き上がるとズボンを脱ぎ、パジャマのボタンに手をかけた。
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加