1・幼馴染
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壁に掛けられた時計に視線を移すと時刻は七時を少し過ぎたところだった。 「ほら、ユウト。さっさと着替えろよ。学校遅刻すんぞ?」 「え? あぁ……うん」 お前は僕のお母さんか! と、そうツッコミたいところだが別に悪い気はしないのでそのまま着替える事にする。 僕はベッドから起き上がるとズボンを脱ぎ、パジャマのボタンに手をかけた。
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