気持ち

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……………     視線を、感じる。     それも結構な強い視線だ。     しかしそれを全く隠そうとしない所を見ると、刺客ではないのか???       誰だ。       威嚇の念を込めて、視線の先を見る。       歩道橋の上、こっちをじっと見るのは、       そう、思い人とでも言うのだろうか。   『まてまてそれは意味が違うだろ…』       兎に角、今まで考えを巡らせていた方が、居たもんだから、       そりゃあ、驚くはな………。         同時に沸き上がる歓喜。     自然頬が緩む。       「10代目ぇえええ!!!!」       手を振ると、振り返して下さった。       駆け寄って、歩道橋の下、落ち合う。             ふむ、期待が、実際に起こった。     道端で、バッタリ。                      
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