44人が本棚に入れています
本棚に追加
……………
視線を、感じる。
それも結構な強い視線だ。
しかしそれを全く隠そうとしない所を見ると、刺客ではないのか???
誰だ。
威嚇の念を込めて、視線の先を見る。
歩道橋の上、こっちをじっと見るのは、
そう、思い人とでも言うのだろうか。
『まてまてそれは意味が違うだろ…』
兎に角、今まで考えを巡らせていた方が、居たもんだから、
そりゃあ、驚くはな………。
同時に沸き上がる歓喜。
自然頬が緩む。
「10代目ぇえええ!!!!」
手を振ると、振り返して下さった。
駆け寄って、歩道橋の下、落ち合う。
ふむ、期待が、実際に起こった。
道端で、バッタリ。
最初のコメントを投稿しよう!