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ん?
ここは…
「僕は何をして…
あれ?僕はトラックに跳ねられて確かに死んだハズ」
僕は死の瞬間を思い出してしまう
跳ねられて肉が潰れる感触、
しかし痛みはなかった。
多分即死だったのだろう。
重いまぶたを無理やりこじ開け、体を起こしながら周りを観る。
そこは何もない真っ白な空間だった。
僕が寝かされているベッド以外には本当に何もない。
壁も空も地面もない。
「ここはどこなんだろ?」
「ここは天界だよ
君は僕が冥界の王に無理を言って連れてきたんだ」
「わあぁ!!
だれ!?」
その声は僕の隣から聞こえる。
そちらに目を向けると1人の少年がベッドから体を起こしている所だった。
隣に寝ていたんだ…
気づかなかったよ。
「僕は創造神
そして、
君に助けられた少年だ」
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