勇者軍VS魔王軍

さようなら地球

「ぐふふ、夜にこそ俺の魅力が発揮される。
明るいと顔鮮明にわかるから、皆さけるのだよ。」

自虐が好きな彼は大好きな散歩コースを
今日も絶賛歩く。

「敵発見。180度転回。自宅にゴウホーム。」

「ちょっと、すいませーん。」

声をかけてきたのは青い帽子がトレードマーク。
乗ってる車は白のボディに先鋭された黒のライン。
そして、上に赤のランプをつけてるドン小西も驚きの
最新ファッション。

警察だ。

「お兄さん何してるの？」

「左足動かしてる、次右足だよ。」

「歩いてるんだね。それで、どうしてここにいるの？」

「家に帰りに。」

ただの職務質問なのでここは割愛。