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少しの浮遊感のあと、平原を見下ろせる高所に出た。
「おおぉ~初ファンタジー体験。うひょひょ。」
「見ろ、救世主よ。あちらが我ら魔王軍だ。
そして、反対側にいるのが勇者軍だ。」
うん、大方予想してたよ。
みんな同じ顔の魔王なら
向こうも皆同じ顔の勇者だ。
ホントどうなってんだ。
「戦争前の静けさだ。
感じろこの美しい平原が
殺気によって歪んで見える。」
「俺には綺麗な平原に見えるけどね。」
「はじまるぞ!!」
「無視かよ。」
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