太郎の役割。

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二人は少し質素な部屋に入ったあと 対面する形で椅子に座った。 「それで、魔王さん。 話したい事を話して。 言えば楽になるよ?」 「そうだな。 それにしても、随分落ち着いてるな。」 「冷静を失ったら職失う。 俺の国のことわざだよ。」 「そうか、勇ましいな。それでこそ救世主か。 でだ、色々説明しても大丈夫か?」 「聞いてあげないことも無いよ。 話して。」
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