恋なんてしない。

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部活の時間。 特にやることなし。 つまんない。 まぁまだ仮入部だけれども… 「柚香…?眠そうだね」 ふっと鼻で笑う男の子。幼馴染の秋広。隣の家に住んでいる。 私は簡単に『あき』と呼んでいる。 「またてーおーさんと話したの…?」 あきもチャットをしているため、駿行のことも知っている。 「うん…っていうかあいつ、こっちに引っ越してくるんだってさ!楽しみ!」 私は笑いながら言った。 あきだって、きっと驚くはず! 「マジで…?好きなの…?」 好き…? 何が…? 「え?」 「あぁ、いや…楽しみだね」 相変わらず、いまいちよくわからないあきだった。
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