0人が本棚に入れています
本棚に追加
なんとなくケータイを確認する私。
どうやらメールはきてないようだ。
アドレス帳のあ行を開く。
『入江星也』
この間別れた人。
まだ消せないでいた…。
おそらく私は、まだこの人のことが好きなんだもん…
はぁ…
私は机の上にケータイを置いて、床に寝っころがる。
会いたいな…
でも、合わせる顔もない。
星也、どう思ってるのかな？
嫌な女だよね、私。
星也が適当にフってくれれば良かったのに…
よし、星也にメールしよう。
『ありがとう。』って、言ってなかったよね。
ごめんね…
こんなに好きにさせてくれたのに、肝心なこと言ってなかった。
さぁメールしよう。
あれ…？
「ケータイどこ置いたっけ……？」
最初のコメントを投稿しよう！