枷
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枷
息が詰まりそうな閉塞感、一瞬止まった呼吸に驚いて飛び起きた。 体を横たえるのが怖くてベッド脇に座って目を閉じるが、浅い眠りが続くせいか毎日毎日悪い夢を見た。 まず腕が伸びてきて、それが自由を奪う。 呪術のような絶え間ない言葉の雨とともに、ただただ苦痛が全身を駆けていく。 それだけが永遠に続くような日々が眠るたびに蘇る…夢というには残酷でひどく色鮮やかに。
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