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夜中の電話…誰だろう、父に何かあったのかも…と私も母の横に行き、様子をうかがっていると、離れた私にも聞こえるほどの女性の怒鳴り声
電話の相手は、母も知っている、父の歌の生徒さんでした。
「私は昔から貴女の旦那さんを応援して来ました。ずっと支援してきたのだけど、先生は今まで何人もの方と親密になり、支援してもらってきたみたいですよ。私もその一人です。ですが、最近の先生は、一人の女性に本気になって腑抜けになった。もう私のお金返して」
と言うのです。
突然の話しに驚きと、初めて父への軽蔑を覚えた瞬間でした。
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