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「…ん…ここ…どこだ?」 目を覚ましきょろきょろと周りを見回すが見覚えは一切無い 壁も床も天井も黒一色で蝋燭の明かり1つしかない薄暗い部屋 「…まじでどこ?」 出口すら無くあるのは机とその上にある蝋燭…と紙? 机に近付き古めかしい紙?に手を伸ばす 《あなたにはこれからダンジョン運営を行っていただきます。 初期ポイントとして1000Pとモンスターランダムチケットをお贈りします。 ダンジョンが解放されると冒険者や野生のモンスター等様々な敵が訪れます。 あなたの死亡及びダンジョンコアの破壊のない様準備を行って下さい。 ダンジョンの解放は30日以内、31日目になると自動解放されるのでご注意下さい。 ダンジョン内は完全自給自足です。 酸素や清掃、修復は自動で行われますのでご安心を。 ではダンジョン運営をお楽しみ下さい。》 読み終えると紙?は消え、部屋の中央に宝玉と机の上に分厚い本が現れた ……マジか? これって携帯小説で読んでいたダンジョン運営小説と同じ… すげぇ!マジか!? 溢れる興奮を抑え、自分の過去を振り返るが全く思い出せない 「うはっすげぇ!」 マジで分からねえ! 一般知識は覚えているが自分の事は1週間前の晩飯みたく分からない 「いや~すげぇな…。おっと遊んでる場合じゃねぇな。モンスターモンスターっと♪」 机の上に現れた黒い重厚な本を手に取り蝋燭の明かりを頼りに捲る
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