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「我の名はエミ・タンタルである
我の眷属に相応しき力を持つ者よ
我が眼前に現れなさい!」
何か命令系の召喚呪文を唱えると、神々しい光にエミの体が包まれて光が収まる頃にはエミの姿は何処にも無かった。
「やはり逆召喚されたな」
「そうね。リンも逆召喚される可能性が有るから覚悟しなさい」
「何でだよ?ベル」
「逆召喚されて契約をすると、首吊り自殺以上の苦しみを味わうらしいから」
「…………マジか…セルとエルはどうだったんだ?」
「あれはな……きっと死んだ方がマシかもな」
「あんたと同意見よ
だけど………あんたと同じ事を考えたと想うと………ウプッ……」
「吐くのか!?吐くぐらい嫌なのか!?
俺と同じ事を考える事が!?」
俺はセルの肩に手を置いて
「セル…ドンマイ」
「リンの馬鹿がーーー!!」
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